[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
- Newer : モモだね
- Older : 労働後のビールは万金に値する
過去に話していたSF畑の友人、ツルさん(仮)が、よいものくれました!うはははは!
隊長にはまれと念じたはずなのに、メタル受けで帰ってきたのもよしとする!
メタル受けも好きです。
ありがとうツルさん(仮)!
ひきつづきよいものを期待しています。クイフラとかどうかな。な。
メタルは頭痛持ちである。
精神的な障害から脳付近が痛む、という感覚がロボットに存在しうるのであればそれは間違っていないだろうが、そうでないのでつまりは頭部パーツの不具合である。
しかしその痛みという感覚は、暴走しがちな弟どもの行動によって起こりがちであり、ついでにいえばそれはそんな、他者をまとめる人間の持ちがちな疾患であるらしかった。
そして、だからあんたは兄なんだな、と弟のひとりは呆れたように言った。
なるほど、と思ったのでメタルはその障害を無くすまいと決めた。
--で特定周波数の電波干渉で頭痛が消えるからキスしたがりのメタルさん--
ではフラッシュの方ではどうなのかといえば実のところそれによってノイズが生じているのである。
或いはそれも「頭痛」というべき症状であるのかもしれない。周波数が打ち消し合う一点を超えると跳ね返ってくるのだ。おかげでフラッシュの思考は完璧にノイズまみれになる。下手を打てばメモリがぶっ飛ぶ。限界値にまで接近した一瞬から、離れてゆくのを見上げる。その距離より近いところにいるメタルを知らない。
だが、まあいいかと思う。
離れてゆく、その間にしか見ることのないメタルの穏やかな表情であるとか、口端に残る僅かな熱とか。
そういったものを思えばまあいいかと思う。
「悪いな」
「べつに?」
フラッシュはわらう。
悪いも何も、それ以上を知らないのだ。
とりあえずツルさん(仮)は、頭痛~隊長とキスすると頭痛が消えることを見出すまでと、隊長にキスを強請る(ねだる、でゆする、じゃないよ)あたりのくだりを是非書くと良いと思います。
2009/05/11 小説 Trackback() Comment(0)
COMMENT
COMMENT FORM
TRACKBACK